
【SYNCHRO_MASTER_PRO】とは

【シンクロマスター】は週末のチャート検証するにあたって、複数の通貨ペアや複数の時間足での分析を簡単にできることを目的に作成しました。MT4のチャートに手動で引いたラインや図形などを自動で他のチャートに移動、編集、削除などの同期をリアルタイムで行います。PRO版では、さらに便利な機能を豊富にそろえました。
バージョンアップ情報・・・このページの最後に記載しています。
- 2021.04.16 日本時間にズレがあったので修正しました。
- 2020.12.29 ↑↓のキーで通貨ペアの変更を同期できるようにしました。
- 2021.01.19 左上の情報(通貨ペア、時間足、OHLC)のボードサイズ、文字サイズの変更とボードの場所が移動できるようになりました。
- 2021.01.19 画面左側に通貨ペア変更ボタン(ON/OFF機能あり)を設置しました。
7つの特徴
4~9は、PRO版だけの新機能となります。
- 複数の「通貨ペア」や「時間足」など異なるチャート同士でもシンクロ
- MT4標準装備のライン・図形機能すべてをシンクロ
- カーソルを合わせると日本時間を表示
- 3大市場のオープン時間を表示
- 通貨ペア・時間足・高値・安値・始値・終値を画面上部に見やすく表示
- オートシンクロモード搭載
- キーボードのショートカット機能で簡単操作
- ↑↓で通貨ペア、←→で時間足の変更が可能
- 過去のローソク足から「この時に何があった?」をニュース・経済指標で検索
使い方
複数の「通貨ペア」や「時間足」など異なるチャート同士でもシンクロ
十字カーソルは【SYNCHRO_MASTER_PRO】標準のものを使用します。
同じ通貨ペア・複数の時間足でシンクロ

同じ通貨ペアだと、日付(時間帯)と価格が同期されます。
- 左上:ドル円/15分足
- 右上:ドル円/1時間足
- 左下:ドル円/4時間足
- 右下:ドル円/日足
複数の通貨ペア・同じ時間足でシンクロ

異なる通貨ペアなので、日付(時間帯)のみが同期されます。
- 左上:ドル円/1時間足
- 右上:ユーロ円/1時間足
- 左下:ユーロドル/1時間足
- 右下:ポンド円/1時間足
複数の通貨ペア・複数の時間足でシンクロ

異なる通貨ペアなので、日付(時間帯)のみが同期されます。
- 左上:ドル円/1時間足
- 右上:ユーロ円/4時間足
- 左下:ユーロドル/30分足
- 右下:ポンド円/15分足
MT4に標準装備のライン・図形機能すべてをシンクロ
こちらの機能は、基本的には同じ通貨ペアのみが対象となります。
ただし、垂直線はどの通貨ペア、時間足でも同期できます。

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ラインや図形を使用する方で十字カーソルを使わない方は、消してから使用してください。
【SYNCHRO_MASTER_PRO】の十字カーソルは、キーボードの「5」キーで一括取消、「4」キーで指定した画面に表示させることができます。

- 15分足での垂直ライン
- 30分足での水平ライン
- 4時間足でのトレンドライン


そのほかにも、MT4に最初から装備されている下表のオブジェクト(ライン、図形、矢印など)を全て同期することができます。

GORI
PRO版では、すべてのオブジェクトがショートカットキーでワンクリック表示できるようになりました。

分類 | オブジェクトの種類 |
---|
ライン | 垂直線、水平線、トレンドライン、角度付きトレンドライン |
チャネル | フィボナッチ、線形回帰、平行チャネル、標準偏差 |
ギャン | ギャンライン、ギャンファン、ギャングリッド |
フィボナッチ | リトレースメント、タイムゾーン、ファン、アーク、エクスパンション |
図形 | 長方形、三角形、楕円 |
矢印類 | サムズアップ/ダウン、↑↓、ストップ/チェックサイン、価格の表示位置 |
その他 | アンドリューズ・ピッチフォーク、サイクルライン、テキスト、テキストラベル |
カーソルを合わせると日本時間を表示

カーソルを合わせるだけで、日本時間(赤枠)を表示します。
初期設定は、5秒で消えます。
3大市場のオープン時間を表示

市場のオープン時間を表示することで、何時ごろのローソク足なのか一目瞭然!
初期設定は「false」になっているので、使用する方は「true」に変更してください。
通貨ペア・時間足・高値・安値・始値・終値を画面上部に見やすく表示

多くのチャートを表示されている方は、表示しきれないこともあります。
必要のない方は、消すこともできます。
オートシンクロモード搭載

オートシンクロモードは、【SYNCHRO_MASTER_SCROLL.ex4】の機能となっています。
上位足のメインチャートに導入することで、下位足のチャートでも同時間帯のローソク足を常に追従します。

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キーボードのショートカット機能で簡単操作
キーボードが「全角」に設定されていた場合は反応しませんので、必ず「半角」設定にした上でご使用ください。

【SYNCHRO_MASTER_PRO】では、使用できる機能をョートカットキーに割り振っています。
- 左側の青色の列がキーボードの「キー」に対応
- 右側の緑色の列が「キー」に対応している番号
ご自身で使いやすい「キー」に変更ができますが、Windowsの標準ショートカットキーと被らないように、なるべく赤枠内のアルファベットと数字(テンキーは別数字)で割り振ってください。
ショートカット機能が使えるもの
- 十字カーソルのON/OFF機能
- ニュース及び経済指標で検索(3サイト)
- 通貨ペアと時間足の設定(20通貨ペア)
- スクリーンショット
- テンプレートの保存
- オブジェクトのすべて(31種類)
ショートカットカット機能を使えば、ワンクリックで簡単

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全てのオブジェクトが、ワンクリックで簡単に操作できます。
詳しいショートカットキーは、パラメーターを参照してください。


↑↓で通貨ペア、←→で時間足の変更が可能

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←→で時間足を変更

↑↓で通貨ペアを変更
ご自身が普段トレードしている、通貨を20通貨ペアまで登録することができます。
過去のローソク足から「この時に何があった?」をニュース・経済指標で検索

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- ヒロセ通称
- ヤフーファイナンス
- ZAI FX!

↑ドル円日足
過去のチャートで、大きく動いた時は気になりますよね?

そういう時は、カーソルをローソク足に合わせてください。

「1」ボタン一発でヒロセ通称の当日の経済指標カレンダーが開きます。

「2」ボタン一発でヤフーファイナンスの当日の経済指標カレンダーが開きます。

月曜日のニュースではなさそうなので、金曜日のカレンダーを開いてみました。

GORI
もしかすると、土日曜日に何かしらのニュースがあったのかもしれません。
今後、さらにサイト登録しようと思いますので、良さそうなニュースサイトがあれば教えてください。
パラメータ設定

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パラメーターを変更して、各自お好みの設定に変更してください。
パラメーター設定後は、ショートカットキーから【SYNCHRO_MASTER_SCROLL】インジケーターの入っている「メインチャート用」と入っていない「サブチャート用」2種類のテンプレートの作成をお勧めします。
STEP.1
表示中のインジケータ

チャート上で「右クリック」をする。
次に、「表示中のインジケータ」をダブルクリックする。
STEP.2
編集

「編集」ボタンをクリックする。
STEP.3
DLLにチェック

【SYNCHRO_MASTER_PRO】の「DLL使用を許可する」にチェックする。

- キー名:キーボードのアルファベットや数字のこと
- キーコード:キー名に対応している数字のことで、キーコード一覧を参照
普段よく使用するオブジェクトには、初期設定で「キー」を割り振っています。それ以外については、設定なしの「0」を記入していますので、各自で「キーコード一覧」を参考にして割り振ってください。
- 通貨ペアの『並び替え』や『使用している通貨ペアのみ表示』など、パラメーターから自由自在に入れ替えが可能となっています。
MT4に導入の仕方
このインジケーターは【Windows10 64bit版】、Meta Quotes社のMT4【Build 1310】でコンパイルした【ex4】ファイルです。
STEP.1
ex4ファイル
以下、2種類のファイルがあります。

- 【SYNCHRO_MASTER_PRO.ex4】
- 【SYNCHRO_MASTER_SCROLL.ex4】
STEP.2
データフォルダを開く

【ファイル】から【データフォルダを開く】をクリック
STEP.3
MQL4

【MQL4】をダブルクリック
STEP.4
indicators

【indicators】をダブルクリックして、【SYNCHRO_MASTER_PRO.ex4】
【SYNCHRO_MASTER_SCROLL.ex4】2種類のファイルを入れる。
STEP.5
MT4の再起動

画面左上の赤枠「ナビゲーター」をクリックする。
ナビゲーター内に【SYNCHRO_MASTER_PRO.ex4】
【SYNCHRO_MASTER_SCROLL.ex4】ファイルが確認できれば、MT4を再起動すると使用できます。
STEP.6
インジケーターの使用
最初に、同期させたいチャート全てに【SYNCHRO_MASTER_PRO.ex4】ファイルを適用してご利用ください。本インジケーターが適用されていないチャートには同期されません。
【SYNCHRO_MASTER_SCROLL.ex4】ファイルは、スクロール機能を使用するメインチャートだけに入れてください。
バージョンアップ情報
2021.04.16 日本時間にズレがあったので修正しました。

日本時間にズレが生じていましたので修正しました。
この設定は、自動ではなく手動設定となります。
サーバー冬時間(GMT)・・・FX会社(ブローカー)にてサーバー時間を調べて記載してください。初期設定は『2』となっています。
夏時間と冬時間・・・夏時間(true)と冬時間(false)の切り替えを手動で行ってください。初期設定は『冬時間』となります。
ブローカーによって多少違うのですが、
夏時間は3月第2日曜日(米国時間)から、冬時間は11月第1日曜日(米国時間)からとなります。
2021.01.19 左上の情報(通貨ペア、時間足、OHLC)のボードサイズ、文字サイズの変更とボードの場所が移動できるようになりました。

- X座標・・・画面の右方向へ移動
- Y座標・・・画面の下方向へ移動
- ボード幅・・・大きくするには「プラス方向」、小さくするには「マイナス方向」に変更
- ボードの高さ・・・大きくするには「プラス方向」、小さくするには「マイナス方向」に変更
- 文字の大きさ・・・ボード幅に合わせて変更
2021.01.19 画面左側に通貨ペア変更ボタン(ON/OFF機能あり)を設置しました。

通貨ペアのボードを使用しないときは、「false」に変更すると消えます。
- 通貨ペアのボタンの色・・・初期設定では「Gray」
- 通貨ペアの文字の色・・・初期設定では「White」
- 通貨ペアのボタンの文字の大きさ・・・初期設定では「10」
- 通貨ペアのボタンのX座標・・・ボタン全体を右側方向へ移動
- 通貨ペアのボタンのY座標・・・ボタン全体を上下方向へ移動
- 通貨ペアのボタンの幅・・・見やすい文字の大きさに合わせて変更
- 通貨ペアのボタンの高さ・・・見やすい文字の大きさに合わせて変更

緑色のボタンで通貨ペアの表示を簡単にON/OFFできます。
通貨ペアの『並び替え』や『使用している通貨ペアのみ表示』など、パラメーターから自由自在に入れ替えが可能となっています。

2020.12.29 ↑↓のキーで通貨ペアの変更を同期できるようにしました。


パラメーターから、「通貨ペアの同期の有無」で変更できます。
- true・・・すべてのチャートで通貨ペアを同期
- false・・・指定のチャートのみで通貨ペアを変更

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