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- 2021.04.06 【POWER_BOARD】「MAの表示」がボタンでオンオフできるようにしました
- 2021.04.06 【POWER_ARROW】利確損切り幅の調整ができるようになりました
- 2021.07.15 【POWER_BOARD】通貨ペアの後ろにブローカー特有の文字が付与されている場合に対応しました
【POWER_TOOL】とは

【POWER_TOOL】は、移動平均線(MA)最大9本を使用して5通貨ごとの強弱を計算して一目で判断できるようにし、10通貨ペアで現在のMAがパーフェクトオーダーなのかどうかの状況を一目で判断できるようにしました。

GORI
使用する長期3本・中期3本・短期3本の移動平均線(MA)はご自身で自由自在に変更が可能です。
【POWER_TOOL】は、以下の3本のインジケーターからなります。
- POWER_BOARD
- POWER_METER(セット販売のみ)
- POWER_ARROW(セット販売のみ)




POWER_BOARD

↑開閉ボタンをクリックすることで、通貨ペアごとのパーフェクトオーダーが一目瞭然

↑ワンクリックすることで、通貨ペアにジャンプ

↑ローソク足が確定するとリアルタイムで通貨強弱の情報を更新
POWER BOARDの説明
↓が通常画面となり、チャートの邪魔にならないように画面左上に小さめに表示します。


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ローソク足の確定とともにリアルタイムで情報を更新するので、チャンスを逃しません
緑色の【開閉ボタン】を押すことで、↓画像のような10通貨ペアのボードが表示されます。


- 現在の通貨ペア(10通貨ペア対応)
- 現在の時間足(1分足~週足)
- 残り時間(現在の足が完成するまでの残り時間)
- 本日のボラティリティと5日間、10日間、20日間の1日平均ボラティリティ
- 10通貨ペアのボード開閉ボタン
- 5通貨10通貨ペアを表示
- 赤色:短期MAで上昇トレンドのパーフェクトオーダーとMA同士のpips差
- 水色:長期MAで下降トレンドのパーフェクトオーダーとMA同士のpips差
- 短期・中期・長期の3期間すべてが下降トレンドのパーフェクトオーダーになると通貨ペアが水色に点灯
- 5通貨ごとの強弱
- 各MAの期間
- フィルター使用時、RSIの買われすぎ圏に達した状態で通貨ペアの色点灯が消える
- フィルター使用時、RSIで売られすぎ圏に達した状態で通貨ペアの色点灯が消える
通貨ペアの選び方

通貨ペアを選ぶ際は、中期・長期に注目し、左側2列と右側2列の組み合わせになるようにする。

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イメージとしては、中期~長期で上昇トレンドまたは下降トレンドになっていて、短期で『押し目』『戻り』のタイミングでパーフェクトオーダーになった瞬間にエントリーするようにします。
↑の画像から
強い通貨は『GBP』『AUD』
弱い通貨は『EUR』で特に弱いのが『JPY』
組み合わせは、以下の4通貨ペア
- EUR/GBP
- GBP/JPY
- EUR/AUD
- AUD/JPY

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この場合ですと、トレードをするなら『USD/JPY』『EUR/JPY』よりも『GBP/JPY』『AUD/JPY』の方がよりベターな選択となります
↓はGBP/JPYの1分足、ボードの中期・長期ではGBP/AUDで通貨強弱が出ています。

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チャートを開いたときには、すでに動いた後なのでこのタイミングでGBP/JPYの飛び乗りエントリーは危険です

↓別窓のボードを開いてチェックすると、GBP/AUDは中期・長期ではトレンドになっています。
短期では、GBP=AUDなので押し目買いのチャンスかもしれません。

↓はGBP/AUDの1分足です。
パーフェクトオーダーが完成したら買っていきたい場面ですが、本日のボラティリティを見ると残念ながら『伸びしろがありませんね』レンジになる可能性大です。

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↓数時間後のロンドン時間に、もう一度確認してみました。


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結局、ロンドン時間になってから高値更新をせずに下降しました
ボラティリティは結構効いてる感じです
MA期間の設定方法
移動平均線の期間は、主に15、21、25、50、75、100、200などの期間がよく使われています。
移動平均線の期間の目安 |
短期 | 1~25 |
中期 | 50~100 |
長期 | 100~200 |

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世界中のトレーダーに大人気な移動平均線ですが、使用されている期間はまちまちで、完全に『これっ』ていう期間はありません
それよりも、自分の納得のいく期間を決めたうえで過去チャートとにらめっこしながら使いこなせるようにしましょう
POWER_BOARDの設定では、MAの期間を9本選択する必要があります。
- 短期3本、中期3本、長期3本を必ず記入
- 短期~長期までの期間ごとに、番号の小さい方から①~⑨の順にMAを記入
- MAの本数を少なくしたい方は、期間が重複してもOK
期間 | 短期間 | 中期間 | 長期間 |
MAの順番 | ① | ② | ③ | ④ | ⑤ | ⑥ | ⑦ | ⑧ | ⑨ |
初期設定 | 10 | 20 | 30 | 40 | 50 | 60 | 70 | 80 | 90 |
GMMA設定 | 3 | 5 | 8 | 10 | 12 | 50 | 60 | 70 | 80 |
おすすめ設定① | 5 | 8 | 10 | 50 | 60 | 70 | 120 | 140 | 160 |
おすすめ設定② | M5 3 | M15基準 10 | M30 20 | M15 10 | M30 20 | H1 40 | H1 40 | H4 160 | D1 960 |
これでもOK① | 10 | 20 | 30 | 20 | 30 | 40 | 30 | 40 | 50 |
これでもOK② | 10 | 20 | 40 | 10 | 40 | 80 | 10 | 80 | 160 |
これでもOK③ | 10 | 20 | 30 | 10 | 20 | 30 | 10 | 20 | 30 |
『これでもOK』は極端な例ですが、本数を少なくするには有効です。
POWER_BOARDでは①~③、④~⑥、⑦~⑨のpips差を取得しています。MAのpips差が『どのくらい開くと反転リスクが高くなるのか』を普段から頭に入れておくと、相場の行き過ぎのところでエントリーしなくなり、結果的に負けトレードを減らすことができます。
初期設定

初期設定では、ローソク足の終値をベースにしてSMAを9本、MA10~90までを単純に並べた設定となっています。

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↓画像でSMA、EMA、SMMA、LWMAの4種類を比較してみましたので、お好みで設定を変更してみてください。
これだけでも通貨強弱は変わってきますよ。

↑ポンド円の日足、SMA10~90

↑ユーロオージーの日足、SMA10~90

↑ポンド円の日足、EMA10~90

↑ユーロオージーの日足、EMA10~90

↑ポンド円の日足、SMMA10~90

↑ユーロオージーの日足、SMMA10~90

↑ポンド円の日足、LWMA10~90

↑ユーロオージーの日足、LWMA10~90
GMMA設定

①~④を短期、⑥~⑨を長期と考え、短期④~長期⑥のpips差に注目します。
- pips差が広がっているときは、トレンド続行
- pips差が縮まっているときは、トレンド終焉

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↑ポンド円の日足、EMA3~12、50~90

↑ユーロオージーの日足、EMA3~12、50~90
おすすめ設定①

短期・中期・長期の期間同士の距離をある程度離しながら、それぞれの期間のMA3本の距離は狭く設定します。

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この設定だと、中期・長期のトレンドが分かりやすいので、『押し目』『戻り』を捉えやすくまります

↑ポンド円の日足、EMA5~10、50~70、120~160

↑ユーロオージーの日足、EMA5~10、50~70、120~160
おすすめ設定②

この方法は、15分足を基準に計算しています。
5分足~日足まで各時間足のMA10を15分足で設定します。
- 5分足のMA10 は、15分足でMA3~4に相当
- 30分足のMA10 は、15分足でMA20に相当
- 1時間足のMA10 は、15分足でMA40に相当
- 4時間足のMA10 は、15分足でMA160に相当
- 日足のMA10 は、15分足でMA960に相当

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こうすることで、各時間足のトレンド方向を知ることができます
チャンスは少ないですが、上位足のトレンドの初動でエントリーできるため利益を大きく伸ばせます

↑ユーロ円15分足で青線が日足のEMA10に相当、EMA960で設定
EMA20がレジスタンスとして相当効いてます

↑ドル円15分足ですが、数日間もエントリーチャンスがありません

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この設定の良いところは、MAが『サポレジ』として効くことです
画像でも、緑線と青線のEMA160と960が効いているのが分かると思います
ボラティリティ(値幅)の使い方
ここでのボラティリティとは1日に動く値幅のことで、日足の高値から安値を引いたpipsです。
赤枠は本日のボラティリティで、緑青色枠は過去3期間【5日間・10日間・20日間】の1日に動く平均値幅のpips数を表示しています。

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これによって、本日の値幅pipsがどのくらい動くのかが予測できます。
↓ボードはドル円なのですが、予測通りに値幅で終了しました。

特に
- 過去の平均ボラティリティが【5日間>10日間>20日間】になった場合、直近のボラが大きいので本日の平均値幅は大きくなると予測
- 過去の平均ボラティリティが【20日間>10日間>5日間】になった場合、直近のボラが小さいので本日の平均値幅は小さくなると予測

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ボラが大きくなってきたら『トレンドになってきたかな?』
ボラが小さくなってきたら『トレンドは終焉かな?』
ボラがばらばらなら『もみ合ってきたかな?』
と想像しながらトレードもできますね
パラメーター設定


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MAの設定
短期3本・中期3本・長期3本の最大9本記入
移動平均の種別:4種類から選択
初期設定はSMA
適用価格:9種類から選択
初期設定はClose price(終値)
フィルターを使用したい方は、RSIの有無を『false』から『true』に変更
期間は14
上限レベル70
下限レベル30

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RSIは初期設定のままですので、各自お好きな期間とレベルに調整してください
その他の設定
- ボードの位置変更:初期設定は左上
- ボードの大きさ変更
- 文字の大きさ変更:初期設定は10
- 文字色変更:初期設定は白色
POWER_METER

↑高さ調節は自由自在
現在、見ているチャートのサブウインドウ(画面下部)に長期・中期・短期MAがパーフェクトオーダーになっているのかを過去に遡って表示します。

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過去検証をする際にパーフェクトオーダーの状態が一目瞭然です。
またRSIをフィルターとして使用することで、買われすぎ・売られすぎ圏が一目で確認できます。
RSIの初期設定は期間14、上限70%、下限30%に設定していますが変更は可能です。
注:必ず【POWER_BOARD】と同じ設定にしてください。

- 赤色:上昇トレンドでパーフェクトオーダー
- ピンク色:フィルター使用時、RSIの買われすぎ圏に達した状態
- 水色:下降トレンドでパーフェクトオーダー
- 黄緑色:フィルター使用時、RSIで売られすぎ圏に達した状態
パラメータ設定

POWER_ARROW

↑SELL矢印と利確・損切り位置が出た瞬間
パーフェクトオーダーになった地点のローソク足に売買の矢印を表示します。
パーフェクトオーダーになった地点で通知設定ができます。
注:必ず【POWER_BOARD】と同じ設定にしてください。
パーフェクトオーダーになった地点(矢印が出た地点)、次のローソク足に3か所の利確位置と損切り位置を直近のボラティリティから計算して表示します。
リスク:リワード |
ターゲット① | 1:1 |
ターゲット② | 1:2 |
ターゲット③ | 1:3 |


パラメータ設定

矢印の設定
初期設定で表示『true』、表示したくない方は『false』に変更
矢印の位置設定
ローソク足から離して表示する時は、4以上に変更
利確・損切の位置の有無
利確・損切の目安位置は、初期設定で非表示『false』、表示したい方は『true』に変更
通知設定
初期設定では『false』、使用する方は『true』に変更
以下の手順から設定してください。
アラート通知

画面上に、インジケーター名(POWER_TOOL)_年月日と時間_通貨ペア_時間足_BUYまたはSELLで表示します。
メール通知
利用者が多いGmail通知の仕方を説明します。
STEP.1
2段階認証の設定
まずはこちらから2段階認証の設定。
画面右上の「使ってみる」ボタンから設定できます。

STEP.2
アプリ パスワードを生成
次にこちらからアプリ パスワードを生成。

アプリ パスワードを生成するアプリは「その他」を選択します。

(自分が見て分かる範囲で)適当な言葉を設定すると、16文字のパスワードが生成されます。
STEP.3
メール通知の設定
次にMT4からツール > オプションを開きます。

「Eメール」のタブでメール通知の設定をします。

「有効にする」にチェックします。
- SMTPサーバー:smtp.gmail.com:465
- SMTPログインID:発信元、送信先は自分の「メールアドレス」
- SMTPパスワード:先ほど生成した「アプリパスワード」
「テスト」ボタンをクリックして通知が届けば成功です。
プッシュ通知

STEP.1
アプリをインストール
使用するにあたって、MT4のアプリをインストールする必要があります。


GORI
プッシュ通知は「メール」に比べて設定が楽で、通知速度も一番速いのでオススメです。
STEP.2
ID確認
MT4のアプリをインストールして、起動すると左上にメニューボタンがあるのでタップします。
その中の「設定」を選びます。
メッセージ欄にIDが表示(黒塗りの場所)されていることを確認します。

STEP.3
プッシュ通知の設定
次にMT4からツール > オプションを開きます。

「通知機能」のタブでプッシュ通知の設定をします。

プッシュ通知機能を有効にするにチェックします。
MetaQuotes IDは、先ほどのアプリのIDです。
「テスト」ボタンをクリックして、以下のような通知が届けば成功です。

MT4に導入の仕方
このインジケーターは【Windows10 64bit版】、Meta Quotes社のMT4【Build 1330】でコンパイルした【ex4】ファイルです。
STEP.1
ex4ファイル

以下、3種類のファイルがあります。
- 【POWER_BOARD.ex4】
- 【POWER_METER.ex4】
- 【POWER_ARROW.ex4】
STEP.2
データフォルダを開く

【ファイル】から【データフォルダを開く】をクリック
STEP.3
MQL4

【MQL4】をダブルクリック
STEP.4
indicators

【indicators】をダブルクリックして、【POWER_BOARD.ex4】【POWER_METER.ex4】【POWER_ARROW.ex4】3種類のファイルを入れる。
STEP.5
MT4の再起動

画面左上の赤枠「ナビゲーター」をクリックする。
ナビゲーター内に【POWER_BOARD.ex4】
【POWER_METER.ex4】【POWER_ARROW.ex4】ファイルが確認できれば、MT4を再起動すると使用できます。
バージョンアップ情報
2021.04.06 【POWER_BOARD】「MAの表示」がボタンでオンオフできるようにしました

MAを表示しながら、設定できるようにしました。

GORI
使用しないときは、表示オフにすると画面がすっきりします。

色の設定は、パラメーターからお好きな色や太さに変更してください。
2021.04.06 【POWER_ARROW】利確損切り幅の調整ができるようになりました。

初期設定の損切り位置や利確位置が、変更できるようになりました。
『損切り位置が少し近いな~』『利確位置がちょっと遠いな~』と思った方は、パラメーターから変更してください。

GORI
数字を大きくすると、エントリー地点から離れます。
リスクが大きくなりますので、損切り位置の離し過ぎにはご注意ください。
2021.07.15 【POWER_BOARD】通貨ペアの後ろにブローカー特有の文字が付与されている場合に対応しました

ブローカー(FXTFなど)によっては、通貨ペアの最後に特有な文字が付与されていることがあります。
例えば、ドル円なら:USDJPY-cd
この「-cd」を記入することで使用することが出来ます。